第4回 ひのとり連携会~医療と介護の連携~

第4回ひのとり連携会を開催しました

3月11日(水)に、ひのとり連携会を開催しました。

今回は、15施設・21名の多職種の皆さまにご参加いただきました。
ご多忙の中ご参加いただき、誠にありがとうございました。お忙しい中ご参加いただき、誠にありがとうございました。

回を重ねるごとに、医療・介護の垣根を越えたつながりが広がっていることを実感しています。同じ地域で在宅療養を支える仲間として、顔の見える関係を築けていることを大変嬉しく思います。

今回も現場に直結するテーマを取り上げ、活発な意見交換が行われました。多職種それぞれの視点からの発言があり、実践につながる学びの多い時間となりました。

【 今回の講演テーマ 】

今回の連携会では、医療と介護の連携をテーマに、以下の2つの講演を行いました。

安心して頼れる窓口づくり
~ひのとりが意識している連携について~

医療と介護の勉強会
~相互理解の先にある連携~
症候の見方シリーズ「意思決定支援」

① 安心して頼れる窓口づくり

~ひのとりが意識している連携について~
(講師:ひのとり整形在宅クリニック 看護課長/看護師 荒川尚輝)

1つ目の演題では、当院が大切にしている連携体制と相談窓口のあり方について紹介しました。

在宅医療の現場では、ケアマネジャーや訪問看護師、介護スタッフなど多くの職種が関わりながら患者様を支えています。その中で、「困ったときにすぐ相談できる窓口」があることは、現場の安心感につながります。

当院では、ファーストコールを看護師が受ける体制を整えています。

これは単なる受付対応ではなく、現場を理解する専門職が初期対応を担うことで、

・状態変化の早期把握
・医師への迅速な連携
・適切な判断と対応
・多職種間のスムーズな情報共有

につなげることを目的としています。

また、「受診が必要か迷う」「往診を依頼するタイミングがわからない」といった現場の悩みに対しても、医療的な視点から助言できる体制づくりを意識しています。

“まず相談できる”関係性を築くことが、質の高い在宅医療につながる
その重要性について共有しました。

②医療と介護の勉強会~相互理解の先にある連携~症候の見方シリーズ「認知症」

~相互理解の先にある連携~
症候の見方シリーズ「意思決定支援」
(講師:ひのとり整形在宅クリニック 院長 鴨下友彦)

2つ目の演題では、「意思決定支援」をテーマに講演を行いました。

在宅医療の現場では、

・どこまで治療を行うのか
・入院を選択するのか
・在宅での療養を継続するのか

といった重要な判断が求められる場面が多くあります。

講演では、当院が実践している説明と同意の取り方のポイントに加え、現場で実際に起こり得る課題についても共有されました。

例えば、

・重症化するほど医療と介護で意見が分かれやすい
・普段関わっていないご家族の意見が入り、方針が揺らぐ

といったケースです。

こうした状況においては、

・患者様の価値観やこれまでの生活
・ご家族の思い
・医療的な見通し
・介護体制の現状

を丁寧に整理し、多職種で共有しながら方向性を決定していくことが重要です。

医療と介護、それぞれの立場の違いを理解しながら、共通の目標に向かって支えていくことが意思決定支援の本質であるというメッセージが伝えられました。

◆ 最後に

在宅療養を支えるためには、医療と介護が互いの専門性を理解し、連携していくことが不可欠です。

今回の連携会でも、多職種の皆さまと意見交換を行うことで、より良い支援のあり方を考える有意義な時間となりました。

今後も「顔の見える関係づくり」を大切にしながら、患者様・ご家族が安心して在宅療養を続けられるよう取り組んでまいります。

ご参加いただいた皆さま、誠にありがとうございました。
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↑ひのとり整形在宅クリニック 荒川氏の講演中の様子

↑ひのとり整形在宅クリニック鴨下院長の講演中の様子

↑ひのとり検討会の質疑応答の様子。たくさんの方にご参加いただきました。