訪問リハビリ

ご自宅で行うリハビリテーション

訪問リハビリについて

骨折後、脳卒中後、神経難病などのため、日常生活動作に制限があり、リハビリを行いたいが、通院が困難という患者様に対してご自宅でリハビリを行います。体力の低下、痛みにより活動性が低下した場合も訪問リハビリの良い適応です。
訪問リハビリでは理学療法士がご自宅に伺い、一緒にリハビリを行います。
具体的には自宅内でも歩行が困難、立ち上がり動作やトイレ動作、入浴動作に介助が必要な患者様に対して、実際の生活環境下(ご自宅)での動作の確認を行い、自立してご自宅で生活を送れるように活動性の向上を目指してリハビリを行います。

訪問リハビリの対象となる主な症状

対象となる主な症状

1.首や肩が痛い
2.腰が痛い
3.立ち上がり、歩行で膝が痛い
4.手足が痺れる
5.関節が拘縮して痛い、動きが悪い
6.ケガで体がうまく動かない
7.体を動かすと痛みが走る
8.手術後のリハビリテーション
9.骨折後・脳卒中後で体の動きが悪い

当院での訪問リハビリの特徴

当院では整形外科医が診察を行い、専門的な知見からリハビリ内容や安静度、ゴール設定について検討することが重要であると考えております。また病状により、リハビリ内容や安静度は変化するため、リハビリ開始前後の状態評価を行い、医師・理学療法士がカンファレンスでリハビリによる効果の評価、リハビリ内容の検討を行います。

また在宅生活支援を行うため、医師やケアマネジャー、介護サービス事業所と連携を図り、患者様やご家族様が安心した在宅生活を送れるように支援を行います。

最新の電気刺激療法機器を導入しています。

従来、病院や診療所のリハビリ室でしか行うことができなかった「電気刺激療法」を、最新機器のコンパクト化により、訪問リハビリに導入しました。徒手療法だけではカバーしきれない症例を電気刺激療法の力でサポートします。

超音波治療器

FIFAワールドカップやWBC、オリンピックにも使用される、トップアスリートが治療・コンディショニングに用いる電気刺激療法機器です。
超音波療法と電気療法にて、痛み軽減・関節可動域の向上・筋力アップを図ります。

低周波治療器

当院では、低周波治療器を用いて、運動器疾患や体力の低下などにより弱くなった筋肉に電気刺激を与えることで、筋肉の収縮を促し、筋力強化を図ります。 通常の筋力強化訓練よりも効率よく筋力を向上させることができ、徒手リハビリと合わせることで早期回復を見込めます。